自分軸
日々、たくさんの物事と触れ合う私たち。
ヨガや瞑想の実践は、自分自身を軸に感じる力を持つことの大切さを、私たちに提案しています。
私たちはみんな例外なく、日々たくさんの物事に囲まれて暮らしています。自分のこと、自分以外のこと。物質的な側面、精神的な側面。言葉にして分類し始めれば数限りない、たくさんのこと。
だからこそ、ヨガや瞑想のひとときは、マットの上で自分軸に戻るひととき。
それは、ふっと肩の荷を下ろす瞬間。安堵感とともに私達を迎えてくれています。
振り返ると多くのシーンで、自分軸でいられないことはよく起こります。
外側からはたくさんの考えや価値観がやって来ます。それだけでなく、私たち自身も外側からやってくるものに自ら手を伸ばしています。
するといつの間にか外側からやってくる考えや価値観で自分の中があふれて
「自分はどう感じるのか」ということを感じるスペースが少なくなり、自分軸で感じる力は身を潜めてしまうのです。
外側からやってくるものにルール(常識)というものがあるかと思います。大人として、お互いに居心地よく過ごせるようルールを大切にすることはもちろん大切なことですよね。
でも、そのことにこの両手をいっぱいに使っていると、大人らしくはいられるものの、自分らしくいられる感覚はすり抜けてゆくかもしれません。
その点ヨガや瞑想をするひとときは、誰にとっても、社会的な立場、人の目を軸にしなくて良い時間です。
四方八方を多くのものに囲まれている私たちにとっては、自分が素直に感じていることに触れられるひとときはとてもとても貴重です。
いま、何を、感じているでしょうか??
自分軸で、感じてみます。
もう少し具体的にしてみると、理解も深まりますね。
身体の感覚は??呼吸の様子は?思考の状態は??感情の様子は??
自分軸でいることが難しいとき、難しいと感じる人は、素直な感覚たちがなかなか見えてこなかったり、感じたとしても抵抗感を感じるかもしれません。
でも大丈夫、上手にきちんとやる必要はないんです。
ゆっくり、リラックスして、時間をかけて取り組みましょう。
抵抗感も迷いも、他ならぬ自分がいま感じていることならば、自分軸で感じとれている現れです! (それをそのまま外側に表すか、というのは別のフェーズとして!)
前回シェアしたノンジャッジメンタルなあり方が、具体的には手助けになると思います。
他にも、手助けとなることは多々ありますので、今後もゆっくりシェアしてゆきたいと思います。
自分軸に還る、自分だけの時間。
そこでそっと触れる、素直な感覚たち。
自分との穏やかな関係性は、自分を置き去りにしないことから始まっていきます。
内面の安穏へむけたちいさな一歩。
今から、今日から、選択できますように!!
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