私たちの日々は、まるで一本の線のよう。でも実際には、その線の中に「無数の点がある」と感じたことはあるでしょうか。

ヨガや瞑想の実践は、連なる線の中に点を見つけ出してゆくことを私たちに提案しています。

一筆書きの線のように、限りなく続いてゆくかのような日々の中には、今この瞬間という点が隠されています。
でも、よーく線を見つめてみなければ、点を見つけることすら難しいかもしれません。

ヨガや瞑想のひとときには、この点をいつも以上にじっくり丁寧に見つめる機会。
それゆえに、たくさの気づきに満ちています。

例えば、この呼吸。
いつも以上にじっくり見つめ感じてみると、呼吸は点となって今この瞬間にいつでも織り込まれていることを実感してゆくことができます。

連なる線を過ごす中で、シンプルで大切なことほど忘れてしまいがちです。
人生の中で呼吸をしてこなかった瞬間などない（これからもきっとない）というのに。

だから、まずはヨガや瞑想のひとときをもって目を向けてみましょう。

点をていねいに見つめてみたら、点の見え方がきっと変化してゆきます。
そのことが線の見え方、在り方にも、変化をもたらしてゆきます。

そしてこの機会に、よかったら思い出してみてください。
この点にも線にも必ず終わりがあるのだということ。

最後の点、線の終わりを想うことが、ひとつひとつの点の意味を捉えなおす機会となりますように。

「今この瞬間」をどのように過ごすか、自分らしい選択、心穏やかにあれる選択へと、つながってゆきますように。

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「呼吸を感じる瞑想：6分間」音声ガイド

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