ノンジャッジメント
日々、ジャッジメント(評価や批判)と隣り合わせで過ごしている私たち。
ヨガや瞑想の実践は、まず自分自身に対してのジャッジメントを休める在り方を、私たちに提案しています。
日々のあれこれについて、ジャッジメントが役立つ側面や必要な側面も確かにあることを前提に。
私たちはジャッジメントに頼らない物事の捉え方をすることも可能です。
ヨガや瞑想のひとときは、マットの上の安全な空間で自分自身を対象に、ノンジャッジメントな捉え方を意識的に選択する機会。それは、たくさんの気づきとやさしさに満ちています。
例えば、ヨガや瞑想を通じて、自分の身体の感覚に対して向き合うシーンで。
ノンジャッジメントを意識して過ごすと、実際に身体がどのような状態なのか、そこにある事実をはっきりと実感してゆけます。
一方で、実際の身体の状態に対し良し悪しと評価を付け加えるジャッジメントを介すと、今まさに事実として起きている状態を理解する機会は失われ、ありのままの身体の状態を実感することから遠ざかってしまいます。
ノンジャッジメントは、こうあるべきだ、こうでなくてはいけないという捉われすぎた考えから自由になり、自分自身の今のありのままを理解しようとする態度。
ありのままの状態と「衝突」することの反対にある「受容」することに繋がっているとても大切なエッセンス。
だから、まずはヨガや瞑想のひとときをもって、ノンジャッジメントな自分自身との向き合い方を練習してみましょう。1分でも3分でも10分でも、とにかくはじめてみましょう。
私たちの毎日、人生の中心には、いつも自分自身がいます。そんな自分の身体やこころに対してノンジャッジメントであるひとときを重ねてみると、自分をとりまく世界の見え方が確実に変化していきます。
内面の安穏へむけたちいさな一歩、今から、今日から、選択できますように!!
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