『瞑想ヨガと呼吸のきほん』1.心と身体と呼吸の関係

前回は「呼吸」の尊さについて、綴ってみました。
今回は「心と身体と呼吸の関係」について綴っていきます。


身体はもちろん、心にも効くヨガ

もしもみなさんが、ヨガを単なる身体的なエクササイズとしてではなく、心という領域や自分という存在についてまでより良い影響を広げてゆきたいと願うのならば、ヨガや瞑想を実践する上で「呼吸」はとても大切なエレメントです。


逆の言い方をすれば「呼吸」についてしっかりと理解し、よりよい影響を広げゆく道しるべに従って呼吸を扱ってゆくことで、身体はもちろん心にもステキな影響を広げることができるということです。


ここ1harmony yogaでは身体はもちろん「心にも効くヨガ」として「瞑想ヨガ」をみなさんにお伝えしています。
今や多くの方が触れているヨガの大きな魅力、身体へのうれしい効果やステキな影響。そんな面はもちろんのこと、ヨガの本質的な魅力でもある「心の扱い方」について、出来るだけやさしくシンプルにお伝えし、実践の中で実感を深めていただく。
そんな「身体にも心にも効くヨガ」を多くの方の生活にお届けできたらと活動し続けています。

そんな「心に効くヨガ」においてのキーポイントとなるのが、今シリーズの「呼吸」です。
それを理解していただくために、身体とこころと呼吸の関係性をみていきましょう。


身体と心のつながりについて


ヨガの世界観のベースとなる概念に「すべてのものは すでにひとつながりである」という考え方があります。私たちの日常レベルではちょっと唐突すぎるかもしれませんが、ヨガではこの概念をもとにすべてを捉えています。

この概念をベースにすると、私たちの身体と心にもつながりがあるということがわかります。
そしてこの「身体と心はつながっている」という「ひとつながり」の概念のうえに成り立っているのがヨガや瞑想なのです。

つながっているのであれば、相互に良い影響を広げ合えるということですね。逆もまた然り、相互に悪影響を広げ合ってしまうこともあるということです。

つながり合うからこそ互いに影響し合っている身体と心ですが、「ひとつながり」とはいえ、この2つには「性質」的に大きな違いがあります。
実際に目で見ることができず(捉えづらく)、自由に動かすことがしずらい(扱いづらく)心。それに対して、実際に目に見ることができ(捉えやすく)、意思を持ってある程度自由に動かすことが出来る(扱いやすい)。
そのような違いがあるのなら、より扱いやすい身体から、より捉えづらい心へと良い影響を広げてゆこう。そのために、アーサナ(ポーズ)を行ってことが大変役に立つのです。

アーサナ(ポーズ)をすると、身体だけでなく心にも何かしらの影響を感じることができていたら、このひとつながりの概念を、私たちが実感できている証。
もうすでにつながっているのだから、「身体を通じて心に効かせてゆく」ということは、そう難しいことではないのですね。


心身と呼吸の関係


身体と心のつながりを理解した上でヨガや瞑想を実践してゆくと、そこには常にもうひとつの存在が「ある」ことに気づきます。それが呼吸です。
呼吸は私たちの命を担う、大切な、尊い存在であることを、前のコラムで綴りました。
そんな呼吸は「心に効かせるヨガ」には欠かせないエレメントです。


心に効かせるヨガを実践する上で特に特に大切な、呼吸についての事実を下にまとめます。

1呼吸はまぎれもなく身体で行っている
→肺を囲む胸の部屋*の広さ・狭さの変化によって、吸う息・吐く息が起こる。
*肺を囲む胸の部屋(上は胸骨・左右は肋骨・下は横隔膜)については次コラムにて詳しく解説します。

2心身が置かれている状況に対して、適切に変化する
→例えば、心身が急げば息は上がる、心身がくつろげば息は緩やかになるもの。身体は急ぎながら呼吸だけ穏やかにすることは出来ず、反対に、心がすごーく優しさで満たされているときに、息だけを荒くすることも出来ない。(出来るかもしれないけど、自然なことではありません。)


さらりと書くにとどめましたが、この2つの事実をしっかり理解していただければ、呼吸が心身ととても密接な関わりをもった存在であることを理解していただけると思います。


また呼吸には身体の他の器官にはない「とても優れた部分」があることを、しっかりお伝えしておかなければなりません!!
それは「私たちが適度に意思を持って介入することができる」ということ。

介入できるということは、その介入の仕方がとても大切になってくるということ。だからマットの上でヨガや瞑想をする際の呼吸について、身体だけでなく心にも効く方向性を明確に、意識的に適切に接していただくことはとても大切なことです。その理解と実感を深めるために、今回のシリーズをお届けしています!

マットの上で呼吸をどんな質に導くかが、私たちの心身を通じて日常へも広がってゆく。

だからこそ、呼吸を意識的に大切に、マットの上でヨガや瞑想をしていきましょう。
ね?もう呼吸をないがしろには出来なくなってきましたよね?(笑)


次回からは現状→プロセス→ゴールに分けて、呼吸をどのように大切に実践してゆくか綴ってゆきたいと思います!!

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